そんなものだよ、介護保険

今日、朝ゴミ出しに行ったところ、とあるお宅で見慣れた顔が。今年の2月に長期入院になって在宅復帰困難になった利用者さんが変わらず穏やかな顔で車椅子に座っている

思わず車を止めて、さん、退院できたんだね、良かったね!って声を掛けた。

それ自体はね、物凄く良いこと。なので、形がどうとかはどうでも良いです。本人、家族が良い顔してるので。

でもね、うちも在宅ケアマネで、その方は僕のお客さんだったんです。退院することになったら、家族もまた僕に相談をと言っていたんです。が、退院したものの在宅型有料の括りにお世話になっているらしく、そこにケアマネさんがいて、デイサービスにも一括してお願いしてる、と。

まぁ、自宅がメインではなくて、住まいを移して、そこの抱えてる在宅ケアマネが担当する形は悪いことではないので本人たちのために目を瞑ります。ですが、元担当していたケアマネに対して、同じ在宅事業所でありながら一報も無いのはいかがなものか。

強引な見方をすれば、その方は病院から、もう自宅には戻れないと言われていたので契約は一度終了した形にはなるでしょう。ですが、これ、やっていることは、要介護利用者さんの客の取り合い。

醜い。

今やあちらこちらに特に必要の無いであろう介護保険事業者が乱立している時代。高齢者が増えているとはいえ、それ以上にケアマネも毎年1000人以上が増えてやりあっているご時世です。非営利事業の保険福祉じゃないんですか?

調子の悪い方を奪い合って、手間のかからない人を選んで(本来、ケースを選ぶことは保険者の条例に反します。当たり前ですが。)困難とされるケースは降る側も事業所を選びます(ここじゃないと出来ないだろう的な)。

高齢者を奪い合って、営業し合っている現状も問題ですが、同じケアマネの資格を持ちながら、この人はこれができてこの人はこれができないと線引きされているのも意味がわかりません。全員、やってしかるべき。だから、ケースが満杯で無い限りは事業所は受けなくてはならないし受けられるはずなんです。

改めて、どうでもいい。

そんな人たちと同じ土俵で働いているのが恥ずかしいと思いました。

やっぱり、活躍の場を保険事業の外へ移そうと考えた会社の判断は正しかった。今後、更に無法地帯と化す福祉業界で成長しようと言う方が無理がある。そんなところで人、命を奪い合いたくないです。

少なくとも、弊社は、意味のあることに尽力したい。

そういう社員さんを今後も集めていきたいです

もう、自分達のしていることの善悪も付かないような人達と肩を並べるのは、真っ平ごめんですわ。